マラソン好きは見ないでね

こんばんは。
サイコパスと胸板厚男のコンビです。
(感想をくれるだけでありがたい)



さて、今日は昼間に打ち合わせがあり、街に繰り出しました。

来年の11月に旭川駅近くの某所で行われる、お笑いとは対極にある某イベントの実行委員の人とお会いし、
「教育とお笑いを絡めたなにか」をイベントとして同日開催できないかというもの。
あえてその某イベントとは別の場所をどこか確保して、
あえて時間もずらして行うことで、会場から会場へと人の流れも生まれ、なんか賑やかになるし、
その導線にあるお店にもお金が落ちるかも知れないよねという、プラスばかりの提案。(僕の勝手な理想ですが)
第一回からそんな効果はないでしょうが、将来的には上記のような効果がとても期待できる楽しみな企画です。
こんな話を持ちかけてくださるなんて天才です。ただの。

そこで「教育とお笑い」について、果たして僕らお笑い集団に一体何ができるだろうか、という話をしました。
お互いの活動の相乗効果を生むとともに、参加する人の流れが賑わいを生む未来を目指して。

なにかはまだわかりませんけど、絶対になにかやります。

なかなかすんなり答えが見つからないのは、「やりたい事をやる」という目的なら簡単なんだけど、それだけではダメだからです。
やりたい事なら山ほど出てくるんですけどね。
僕らが「人を笑顔にするため」に活動していく上で、出演者の熱意や気持ちはもちろん大事にしますが、
それ以上に、常に「見る人」の視点を忘れてはいけない。絶対に。

例えば場所の問題にしてもそう。
「僕らの活動が多くの人の目に触れるように」という、演る人の視点で考えてしまえば、
人通りの多い「旭川駅構内」の一部を借りてなんかやれば目的を果たせるかも知れませんが、
見る人視点で考えた時に果たしてそれは正解なのか?という事です。

駅は、色んな事情を持った人が行き交う場所だということは忘れてはいけなくて、
その中には、外せない仕事、身内の不幸、などのやむを得ない事情でとても急いでる人がいたり、
絶対に聞き逃したくない駅内アナウンスに耳を傾けんとしている人もいるわけで、
1人や2人かもしれませんが迷惑をかけてしまう危険性をはらんでいます。
駅というのは本来、人がスムーズに移動するための拠点であるという事を忘れてはいけない。
駅の利用者の中には一分一秒を争っている人がいる可能性があり、他の場所よりもその可能性が高いです。
そして万が一邪魔をしてしまった時の迷惑度合いも高い。
ショッピングモールのイベントスペースでの催事が目障りと言われようがそんなの知ったこっちゃありませんが、駅となると話は別なんです。
「こんなところでなんかイベントやってるよ。人だかりが出来てて邪魔だなぁ、騒がしいなぁ」と思われてそれが駅内だったとなると、非はこちらにしかありません。
人って、迷惑をかけた事は忘れても、迷惑をかけられた事って結構根に持ちますからね。

例えば、こんなこといったらハチャメチャに怒られるでしょうが、
僕はマラソン大会で道路が塞がれていた事で、急いでる時に迷惑を被った経験しかないので、
マラソン大会はよほどの事(知り合いが出るとか)がない限り応援したり見たりしないでしょうね。
事前にネットに交通規制の地図が載ってたのか知りませんが、だとしても「なんで迷惑かけられる側がわざわざ事前にアクセスしなきゃならんのじゃ」と思ってしまう人間なので。
少なくとも規制道路に接してる全世帯にはポスティングするとか、そっちから我々にアクセスする方法でお知らせしてくれよと思ってしまうので。
その大会の経済効果や収支表に、迷惑がかかった人達のコストは入ってんの?入ってないよね!主婦の仕事と一緒で数字には現れないからね!じゃあ無視していいの?いいわけないよね!とか思ってしまうので。
こういう話をすると「誰にも迷惑をかけずに何かをやるのは無理」とか
「生まれた瞬間から人は地球に迷惑をかけている」「オゾン層が泣いている」とか言われそうですが、
かける迷惑が少なくて済む方法があるならその方が良いよねという話です。
ひたむきに走る姿は美しくてそもそも好きですので。

まぁ上記のように何千人も動員するような、市が全面バックアップの巨大なイベントなら、僕みたいな少数の被害者も必要悪として目をつぶれますが、
アオヒゲみたいな弱小団体に、こちらの非が原因でアンチが数人でも生まれたら大ダメージだという事です。

めちゃめちゃ話がそれましたが。



そんな感じであれやこれや議論しながら、色々と方法を考え、ぼんやりとした予想図はできましたが、
僕はなんか途中からお腹が痛くて下痢の事ばかりが脳内を駆け巡ってしまい、打ち合わせはお開きとなりました。



かくいう昨日のライブも、見る人目線で考えたら至らぬ点がいくつも出てきて大反省です。
まぁ、みんな他の出演者との兼ね合いもあり制限もある中でのパフォーマンスでしたし、
第一回ということで多めに見てくださいね。


(執筆者:えのき)

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