キンコン西野はためになる
こんばんは。
松屋に行ったら牛めしに紅しょうがを親の仇のように乗せる人です。
だいたい隣の席の人が二度見します。
僕は紅しょうがを摂取したいときに松屋に行きます。
(参考:牛丼)
さて、僕が声を上げてスタートしたこの「アオヒゲプロジェクト」。
旭川の中心部にお笑い専用の劇場を作り、旭川の新たなアトラクションとしようと動いているわけですが、
このプロジェクトを進めるうえで、かなり参考にしている人がいます。
それは、キングコング西野亮廣氏です。
もっと言うと、西野氏のブログ、オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」、
そして彼の著書「新世界」「新・魔法のコンパス」など、
あとはAbemaTVの番組「ニシノコンサル」などです。
いつも業務スーパーの缶ビールで晩酌するほどのケチっぷりを誇る僕が、
わざわざ本を買ったり、毎月1000円を払ってオンラインサロンメンバーになるほどですから、
そう考えると西野氏の本やオンラインサロンがどれだけ価値があるものなのかはご想像に難くないと思います。
ここまで推すと、「ただの盲目的な西野信者」だと思われてしまいそうなのであえて言いますが、僕は西野氏のやることなすこと全てにイエスと思っているわけではありません。
彼をあまりにも持ち上げてワーキャーしてる層も一定数いますが、僕はそれをめちゃくちゃ冷めた目で見ています。
彼はイケメンなので、彼に好かれようとアイドル的に追っかけている人達はどうしても存在しますが、
実際は、オンラインサロンのメンバーのほとんどは、冷静で建設的な意見を言える人たちで構成されている印象を受けます。
現に僕もオンラインサロンの投稿に反論を書くこともあるし、
なんなら西野氏の作ったプラットフォーム「レターポット」の運用については未だに納得いっていないタイプです。
(被災地支援などにも利用できるように、やはり換金できてほしい・・・)
それでも、それらを差し引いても彼の発信する言葉には感動する部分が多く、毎日勉強になってなって仕方がありません。
なぜなら、彼のやっていることも目指していることもすさまじいサイズで、休むことなく挑戦し続けているからです。
そしてその実体験をほぼ包み隠さずサロンメンバーに伝えてくれるのです。失敗も、成功も。
具体的にどんな内容かまではオンラインサロン限定の話なので、新鮮な話ほど口外できませんが、
とにかく僕らがエンターテイメントをやろうとしている以上、「世界一のエンターテイメントを作る」とかいって実際に前進し続けているキンコン西野の言葉が参考にならないわけがありません。
僕が西野氏の言葉を初めて強く意識したのは、これまたラジオを聴いているときです。
オリラジ中田氏の番組に西野氏がゲスト出演した時、
中田氏の「幸福洗脳」というアパレルのビジネスを成功させるためのアドバイスとして西野氏が送ったいくつかの言葉、
その内容が個人的に刺さったのです。
・戦略を語りすぎると自分より天才が集まらないから、もっと夢を語れ
・とにかくGiverであれ(→貯信)
・時間がかかっていても前進しているということを示すため、超長期の目標を掲げろ
・批判の声をどんどんシェアすることで追随を遅らせろ
・時折、失敗する姿も見せて、感情曲線はN字を描け
などなど、端折って書いてもこんなに厚みのある内容のラジオでした。
思わずピッツァ生地をこねる手を止めて、radikoを巻き戻してもう一度聞きました。
いつか大きい事業をやりたいと思い、その第一歩として開業したカフェ、でも現実は目先の売り上げに頭が支配されていました。
「自分がやりたかったことって、日々のカフェの売り上げで生活することか?
これじゃずっと大きくなれない。
遠くてももっと具体的な目標を段階的に決めないと、もっと挑戦しないと。
あっという間におっさんになってしまう。」
その瞬間からみるみるうちにこのプロジェクトの輪郭が出来はじめました。
もし僕が西野氏の発信に触れることができずにいたら、この「アオヒゲプロジェクト」なんてものはこの世に生まれてないでしょう。
M-1予選にも出てないし、仲間にも出会えていません。
西野氏の言葉はいつも、僕らにもできるということを教えてくれています。
それも、そこらじゅうにはびこるなんとなくありがたいお言葉とは違い、ぼんやりとざっくりとそれっぽい言葉で鼓舞するのではなく、
成功するための具体的な方法を、自らのビジネスで実演しながら現在進行形で見せてくれています。
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また、「ニシノコンサル」での彼のアイデアにも度肝を抜かれます。
「写真集をもっと売りたい」という相談者に対し、西野氏がいくつか出したアイデアのひとつ、
「まず自分で大量に写真集を買って、自分の家の玄関に山積みにして出入り口を封じる。そして『誰かが買ってくれないとわたしこの部屋から出られないよお』という状況をSNSで発信する。すると『写真集が欲しい』ではなく、『この子を助けたい』という動機で買ってくれる人が現れるはず。」
という一見バカみたいなとんでもないアイデア。
確か番組ではこのアイデアは実際には実行しなかったと思いますが、
西野氏の提案の本質はつまり、「物を買うことに、本来の意味とはまた違った意味を付け加える」ということ。
「写真集が見たい人」だけを攻めるよりも、「人助けをしたい人」とか、「話のネタにしたい人」とか、買ってくれる対象が広がるわけですね。
この考え方、マジで売上を伸ばすときにめちゃくちゃ参考になりますよね。
たとえば松屋のような牛丼屋は、紅しょうがをセルフサービスにすることで、牛丼が食べたい人だけではなく、僕のような紅ショウガ目当ての客もつかんでいるわけですね。(驚異の伏線回収)
以上です。
(執筆者:えのき)
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